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造り手の紹介/地酒蔵其の壱
   地酒蔵 其の壱
  喜楽長、天保正一、百済の里

喜多酒造  東近江市池田町
 当店から車で10分程、池田町に蔵をかまえる喜多酒造さんは最も安定感があり、杜氏さんの名前がそのまま酒名の「天保正一大吟醸シリーズ」は、滋賀を代表する銘酒です。
 また、地元湖東三山のひとつ、百済寺で室町時代に酒が造られ、その評判は京の都まで轟いたと記された寺内文書が発見されたのを期に、その故事来歴に思いを馳せ、湖東産の酒米を醸し「百済の里」と銘打ち復活させました。
 全国新酒鑑評会において金賞常連蔵でもあります。

  竹生嶋

吉田酒造  高島市マキノ町
「ボディのしっかりした味わいで、なおかつ後切れのよい酒」吉田酒造専務の肇さんが竹生嶋の目指す酒を簡潔に語ってくれました。
「造り酒屋の米知らず」という言葉があります。酒の原料となる米をどんな人がどのように作っているのか酒蔵は知らないと皮肉った意味の言葉ですが、吉田酒造には当てはまらないようです。
「小さい蔵だからこそできる事があります。当蔵で使う酒米の半分以上は栽培農家を知っています」と肇さん。吉田酒造では地元マキノ町はもちろん、徳島県や兵庫県の農家と契約し、理想の酒米を栽培してもらっているのです。
 また肇さんが自ら現地へ足を運び、栽培の様子を見学したり畦の草刈を手伝ったりしておられます。
「良い酒は良い米から」大手にできない酒造りを追求されています。 

  琵琶の長寿

池本酒造  高島市今津町
 滋賀の酒米「玉栄」で酒を作らせたら池本酒造さんがNo1では。その他にも地元農家と協力して、最高の酒米「山田錦」や幻の酒米「亀の尾」の栽培の取り組み、正に「地酒造り」を続けられております。
 十五代将軍徳川慶喜が天狗党討伐のため北陸に向かう折、池本酒造さんの酒蔵内にある井戸水を「御膳水」に使った。今もなおこんこんと湧き続けるその地下水を仕込み水に使用されています。
 もろみ日数40日という「超長期もろみ仕込み」により個性ある酒造りを続けておられます。
 吟醸酒にも早くから取り組まれ、昭和60年に滋賀県で初めて、全国新酒鑑評会で金賞を受賞されました。

  富鶴

愛知酒造  愛知郡愛荘町
 愛知県ではなく、滋賀県愛知郡の酒蔵です。近江湖東平野のど真ん中に蔵を構え、越前杜氏が醸しています。大吟醸から普通酒まで温めておいしい酒が多いです。
 大津のホテルに県内酒を集めて開催された燗酒コンクールで2位に入賞されたこともあります。燗酒党の方は、ぜひ一度おためしください。

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